鉄筋コンクリートはコンクリートと鉄筋が複合されており、極めて剛強なため解体は容易ではありません。
解体時には粉塵がたくさん出るため、舞い散らないよう水をまきながら工事を進めます。
鉄筋コンクリート造解体工事は、外壁の逆転倒など重大な事故が発生する恐れがあります。
そのため、綿密な施工計画を立てた上で行います。
安全性、経済性、工期を考慮し、立地条件や周辺の状況に適した解体をご提案いたしております。
機械式駐車場はマンション、商業施設など多くの場所で利用されていますが、車を何十台も収容していますので、当然経年劣化していきます。
減価償却上の耐用年数は約15年といわれており、メンテナンスをしっかりしていたとしても20〜25年が耐用年数の目安だと言われています。
マンションなどでは修繕のタイミングで、機械式駐車場の建替えを検討されることが多いです。
鉄骨造建築物は構成材の主として鋼材が使用しています。
鉄筋コンクリートに比べて軽いため、大型の工場や高層ビルに使われます。
鉄骨造建築物に石綿を含有している耐火材が使用されている場合があり、解体前に調査をする必要があります。
そのため、解体工事開始にはご依頼をいただいてから少しお時間がかかります。
解体をする際、構造が堅固であるため振動、騒音が発生しやすく、近隣環境の保全と安全を確保した施工計画と高度な技術が要求されます。
木造解体工事は名前のとおり、木を主として組んで作った建築物の解体作業になります。
木造の建物は、住宅密集地での作業が多く、道路幅の狭いところが多いです。
周辺住宅地への細かい配慮や隣家への損傷などを十分に考えた解体作業を行います。
また、できるかぎり短時間での作業を心がけております。
プラント解体は化学プラント、石油プラント、各工場設備など、多種多様の解体工事があります。
工場での撤去工事は隣接する生産ラインなどが稼働中の場合が多く慎重に行う必要があります。
施工計画に従い、事前の打合せを重ね、安全に、的確に工事を行います。
何千坪、何万トンもあるようなサイズの工場・プラント設備の解体作業は、解体するための大型重機を導入をする必要があり、作業員の能力が求められますので、それに対応できるスタッフを用意しております。
店舗やオフィス等を退去する際に、物件を元の状態に戻す「現状回復」する必要があります。
そのために、壁や天井など建物の構造物を除いた内装部分の解体・撤去を行うのが内装解体工事です。